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1971.02.16
【木造 阿弥陀如来坐像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:下野市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(あみだにょらいざぞう)
●指定年月日
昭和46年2月16日指定
●所在地
●アクセス方法
JR石橋駅下車徒歩5分
●公開状況
01/08/11
●所有者又は管理者
開雲寺
●文化財概要
本像は、仏像のみの高さが42.5cm、台座を含めた高さが71.0cmを測ります。一本の木から造られる一木造りで、作者や製作年代などは記されていませんが、製作技法などから南北朝(1336~1392)の頃に造られたと考えられます。台座と仏像の背後についている光背は、元禄年間(1688~1704)に補修されています。
本像は五劫思惟阿弥陀如来坐像とよばれ、五劫の間(きわめて長い期間)思惟(思いをめぐらす)している、修業中の阿弥陀如来の姿をあらわしていて、珍しい仏像です。
現在この阿弥陀如来坐像が見られるのは年に1回、8月11日の御施餓鬼の時だけとなっています。