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文化財検索
2009.07.10
【木造無学祖元坐像】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:大田原市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(もくぞうむがくそげんざぞう)
●指定年月日
平成21年7月10日指定
●所在地
大田原市雲岩寺
●アクセス方法
●公開状況
非公開
●所有者又は管理者
雲巖寺
●文化財概要
木造、彩色、玉眼。雲巖寺開山高峰顕日の師である無学祖元(1226~86)の像。臨済宗妙心寺派の禅刹、雲巖寺に安置される。
無学祖元は、北条時宗の招請に応じて来日した中国僧で、建長寺、円覚寺の住持となった。諡は仏光国師。
無学祖元の像としては、円覚寺開山堂の像(国指定重要文化財)が著名であるが、本像は円覚寺の像を規範として造られたと考えられる。ただし、円覚寺像と比較して、本像は和らいだ表情を示し、一回り大きく造られているなど独自性が認められる。
存在感のある面貌表現に優れており、鎌倉時代肖像彫刻の秀作として評価できる。