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とちぎの文化財

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1982.11.30

【板絵墨画 虎図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:大田原市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(とらず)

●指定年月日

昭和57年11月30日指定

所在地

大田原市佐良土

アクセス方法

JR那須塩原駅から自動車で30分・西那須野インターから車で30分

公開状況  

 

所有者又は管理者

法輪寺

●文化財概要

大字佐良士の法輪寺に保管されている縦87.0cm、横142.7cmの絵馬。画賛に「牧陵観謹写」、額縁には「明治九年五月吉日喜連川宿大貫三平」と銘がある。明治9年(1876)喜連川宿大貫三平により法輪寺に奉納されたものである。画面いっぱいに猛然と四股をふんばる虎が描かれ、後ろ足近くには笹が描かれている。墨の濃淡を生かしながら、縞模様や毛並みの柔らかさがうまく表現されている。作者の牧野牧陵は江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した下野の南画家で烏山生まれであるが、養子先の喜連川で活躍した人物である。