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2017.09.15
【栃木県甲塚古墳出土品】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:下野市
- 区分:有形文化財(考古・歴史資料)
- 種類:指定
(とちぎけんかぶとづかこふんしゅつどひん)
●指定年月日
平成29年9月15日指定
●所在地
栃木県下野市
●アクセス方法
JR宇都宮線小金井駅から3㎞
●公開状況
公開
しもつけ風土記の丘資料館で一部を展示
●所有者又は管理者
下野市
●文化財概要
下野市国分寺に所在する甲塚古墳(かぶとづかこふん)から平成16年に出土した、古墳時代後期の埴輪を中心とした出土品である。
古墳は全長約80メートルの帆立貝形前方後円墳で、墳丘の平坦面に埴輪列がめぐる。
指定対象は、墳丘西側括れ部付近から出土した資料群である。
なかでも機織の場面を表した機織形埴輪2点は日本で唯一の出土例である。その他、馬形埴輪や人物埴輪などの形象埴輪、須恵器や土師器などの土器は、遺存状態も良く、出土位置も判明するため、当時の葬送儀礼を知る上でも重要な資料である。
形象埴輪23点 土器74点 附埴輪残欠4点