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1962.12.04
【海潮寺文書】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:真岡市
- 区分:有形文化財(書跡)
- 種類:指定
(かいちょうじもんじょ)
●指定年月日
昭和37年12月4日指定
●所在地
真岡市田町
●アクセス方法
真岡鉄道真岡駅下車徒歩10分
●公開状況
非公開
●所有者又は管理者
海潮寺
●文化財概要
海潮寺は、芳賀城主清原氏の菩提所であり、圭田二十石余を所持した寺院であり、『下野国誌』76巻に開山は永昌和尚なりと記してある。
和尚の俗姓は大内氏であり、九州の人である。大内氏は霊夢の事があって東国に下り、宇都宮城下の成高寺にいたり、天英和尚に随って、芳賀郡の大田和村(現在の真岡市堀内)の吹上というところに草庵を結び、宝珠庵といった。
海潮寺文書は寄進状その他14通であり、永正7年(1510)から天正2年(1574)までのものがある。宇都宮成綱が3通、宇都宮興綱が1通、芳賀建高が2通、芳賀高経が2通、芳賀高定が3通、小宅高良が2通、芳賀高信が1通である。このうち4通は下野国誌に収録されている。