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とちぎの文化財

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1979.02.03

【烏山の山あげ行事】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:那須烏山市
  • 区分:無形民俗文化財
  • 種類:指定

(からすやまのやまあげぎょうじ)

●指定年月日

昭和54年2月3日指定

所在地

那須烏山市

アクセス方法

JR烏山線ー烏山駅下車・宇都宮より車で約1時間

公開状況  

 
毎年7月の第4土曜日を含む金・土・日

所有者又は管理者

烏山山あげ保存会

●文化財概要

国指定無形民俗文化財
山あげ行事は、永禄3年(1560)に時の烏山城主那須資胤が城下五町の鎮守として牛頭天王(素盞鳴命)を八雲神社にお祠りし、天下泰平・五穀豊穣・疫病退散を祈願したことが起源といわれています。祭礼は当初、奉納余興として相撲や神楽獅子等が行われ、現在の形式になったのは江戸時代末期頃であります。祭礼は、六町内が輪番で行い、各町内は精功な彫刻を施した屋台や大道具をもっています。
山あげの山は所作狂言の背景であり、路上約100mの間に、大山・中山・前山・館・松・波などを配置し、その前に設けられた舞台で町の踊り娘が美しい舞を披露します。山の組み立て、移動には約150人もの若い衆の力が必要であり、その一糸乱れぬ団体行動は祭りの見所の一つであります。
所作狂言の主な演目としては、将門・戻橋・宗清・忠信・梅川・関の扉・蛇姫様などがあります。
平成28年12月に「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。