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1997.05.07
【真岡市久保講堂(旧真岡小学校久保講堂)】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:真岡市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:登録
(もおかしくぼこうどう)
●指定年月日
平成9年5月7日指定
●所在地
●アクセス方法
真岡鉄道真岡駅下車徒歩15分
●公開状況
ギャラリーとして公開
●所有者又は管理者
真岡市
●文化財概要
久保講堂は、久保家からの寄付をもとに、昭和13年、真岡小学校の講堂として建設された。設計は、帝国ホテルを設計した米国人建築家フランク=ロイド=ライト博士の高弟、遠藤新氏が行った。当時としては斬新なインターナショナルスタイルによる木造二階建て、切妻瓦葺きの建物であった。正面に1段低く水平線を強調したバルコニーが延び、その両側に展望用の塔屋が立ち上がる。外壁は淡黄色のモルタルで平坦に塗られており、水平線と垂直線を強調した左右対称のシンプルな意匠に特徴があり、遠藤新の作風がよく現れている。内部は広く明るい板敷きで、両側及び背後の2階にギャラリーがめぐる。
昭和62年移築保存され市の文化施設として活用されている。