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1977.06.01
【程村紙】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:那須烏山市
- 区分:無形文化財(工芸技術)
- 種類:選択
(ほどむらし)
●指定年月日
昭和52年6月1日指定
●所在地
那須烏山市中央
●アクセス方法
JR烏山線ー烏山駅下車ー徒歩約1km ・宇都宮より車で約1時間(駐車場あり)
●公開状況
公開
常時(要連絡)
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
烏山和紙の起源については、健保年間(1213~1218)那須十郎が時の太守那須肥前守と謀り、越前国より紙漉き立て職人を雇い入れ、那須奉書を創製したのが始まりとされています。江戸時代には、壇紙・十文字紙・西の内紙・桟留紙・程村紙などは那須紙と総称され、その強靱さと優雅さなどから、広く知られるようになりました。程村紙は烏山和紙を代表する厚手の和紙で、烏山町下境地区にある地名から由来し、厚紙の至宝とよばれています。和紙の原料は那須楮で、浸水・煮熟・灰抜き・塵取り・叩解・紙漉き・圧搾・乾燥などの工程を経て製品となり、卒業証書・財布・押絵などに利用され、また山あげ祭りの山などにも使用されています。