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2002.08.21
【稲荷川第二砂防堰堤】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:登録
(いなりがわだいにさぼうえんてい)
●指定年月日
平成14年8月21日指定
●所在地
日光市大字帰ル沢・中鈴
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
国(国土交通省)
●文化財概要
日光市の大谷川の支流である稲荷川に築かれた砂防堰堤群で、上流から釜ツ沢下流、釜ツ沢、稲荷川第十、第三、第二、第四、第六の順に位置する。
大谷川支川の上流は地形が急峻で、地質は脆弱であり荒廃が著しく、度々土砂災害が発生していた。そのため本格的な砂防工事が要求され、大正7年に国直轄の事業として稲荷川砂防工事が着工された。
7基はいずれも重力式練積堰堤(じゅうりょくしきねりつみえんてい)という工法が用いられており、水通部が幅長の丸み付き台形であるところが共通の特徴である。中でも釜ツ沢砂防堰堤は、水通しの前面に、泥流を導く導流堤と川床の洗掘を防止する床固を築いた、特異な構造型式を有する。
釜ッ沢砂防堰堤 1基 日光市大字釜ッ沢 国(国土交通省)
釜ッ沢下流砂防堰堤 1基 日光市大字釜ッ沢 国(国土交通省)
稲荷川第二砂防堰堤 1基 日光市大字帰ル沢・中鈴 国(国土交通省)
稲荷川第三砂防堰堤 1基 日光市大字中鈴 国(国土交通省)
稲荷川第四砂防堰堤 1基 日光市大字中鈴 国(国土交通省)
稲荷川第六砂防堰堤 1基 日光市大字天狗沢・中鈴 国(国土交通省)
稲荷川第十砂防堰堤 1基 日光市大字中鈴 国(国土交通省)