SEARCH
文化財検索
1938.05.10
【紙本墨書 神皇正統記(上・中・下)】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(書跡)
- 種類:認定
(しほんぼくしょ じんのうしょうとうき(じょう・ちゅう・げ))
●指定年月日
昭和13年5月10日指定
●所在地
日光市山内
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
輪王寺
●文化財概要
縦29.4センチ横21.5センチ
大美濃判、楮紙、仮綴。「天海蔵」の黒印がある。
現存する神皇正統記の最古の写本は、永享10年(1438)の奥書がある白山本で、記述のうえに北朝方の作為が加えられ、文章の字句が書き改めていることは世に知られているが、この日光本は、内容から推しては、むしろ白山本に先行するものと考えられており、書写年代は室町末期、あるいは初期にさかにぼるともいわれ、正統記の伝本として、極めて貴重である。