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1938.05.10
【紙本墨書 職原鈔聞書(上・下)】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(書跡)
- 種類:認定
(しほんぼくしょしょくげんしょうききがき(じょう・げ))
●指定年月日
昭和13年5月10日指定
●所在地
日光市山内
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
輪王寺
●文化財概要
縦29.2センチ横22.0センチ
本書は、職原鈔の注釈書であって、その内容はまず作者、成立事情にふれ、次いでわが国の八省百官の制の概要、官位の語義を説き、以上諸官職・朝儀・年中行事等の故実・有職について説明を加えている。その釈義は通俗的な内容が多いが、まま諸書より各時代の歴史伝承を挿入したところもあって、興味深いものであり、職原鈔の流布とその注釈を考えるうえに注意すべきものであろう。奥書はないが、室町時代後期の書写本である。