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とちぎの文化財

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1950.08.29

【紙本墨書 金剛般若集験記(上中下)】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:日光市
  • 区分:有形文化財(書跡)
  • 種類:指定

(しほんぼくしょ こんごうはんにゃしゅうげんき(じょうちゅうげ))

●指定年月日

昭和25年8月29日指定

所在地

日光市山内

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

輪王寺

●文化財概要

横24.5センチ 縦14.2センチ
唐の孟献忠の撰集になり、巻首に大唐開元6年(718)4月撰述の序文があり、全篇90章、金剛般若の霊験を集録したものである。
表紙及び本文一丁には「天海蔵」の黒印を押しており、また、「正僧正天海」「来迎院」の墨書があることから、さらには奥書から京都大原の来迎院より天海僧正に献呈されたもので、説話文学上に早くから注目をひいた一つで、その訓点は国語学史の上に貴重である。
(奥書)天仁4年(1111)5月6日巳時、於大原来迎院廊書写了 桑門薬源等(花押)