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とちぎの文化財

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1972.01.21

【紙本墨画 楊柳観音像】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:大田原市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(しほんぼくがようりゅうかんのんぞう)

●指定年月日

昭和47年1月21日指定

所在地

大田原市黒羽田町

アクセス方法

東北新幹線那須塩原駅下車、町営バス那須塩原線で25分、町役場より徒歩15分

公開状況  

随時
随時公開

所有者又は管理者

大雄寺

●文化財概要

縦173センチメートル、横89センチメートル。本図に「文化丙寅秋日那須惣社司甲斐守従五位下藤原朝臣光定於神宮寺謹写」と署名してある。文化丙寅とは、文化3年(1806)である。光定とは小泉檀山斐の名である。図は、三十三観音の一つ、楊柳観音の立像である。左掌上に椀を載せた手を胸前に、右手の親指と人さし指で楊柳の小枝をとり椀にかざし、目を伏せて椀を凝視している。墨一色で、化仏のある宝相華文の透彫の宝冠の両側から垂下する宝石の糸、胸に輝く瓔珞、金襴の衣、両側に長く垂れて美しくひるがえる天授等を描いている。特に面相は温顔優雅で、衆生済度の慈悲が表れて美しい。