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1962.02.06
【紙本墨画淡彩 臨李楚白山水帖】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(しほんぼくがたんさいりんりそはくさんすいちょう)
●指定年月日
昭和37年2月6日指定
●所在地
宇都宮市睦町 栃木県立博物館
●アクセス方法
JR宇都宮駅からバス15分
●公開状況
公開(有料)
●所有者又は管理者
栃木県
●文化財概要
この画帖は、天保8年(1837)靄厓が42歳、南画家として自信にあふれる頃の作品に属します。10枚から成る画帖で、いずれも出来栄えがよく、技法的には特に米点と渇筆の筆が冴えています。最後の米点山水図の上部に記されているように、かつて京都の浦上十千所蔵の李楚白の山水帖を見たことが、この作品を描くきっかけとなっています。南画の名手渡辺崋山に修正をお願いしていることからも自信のほどがうかがえます。