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1962.02.06
【紙本墨画淡彩 陸陽松島真景図】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(しほんぼくがたんさいりくようまつしましんけいず)
●指定年月日
昭和37年2月6日指定
●所在地
宇都宮市上戸祭4丁目
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
縦38センチ、横58センチ、高久靄厓が松島に遊ぶことを得たのは、25歳の時であった。本図はその翌年(文政4年)の夏、茂木の知人の家において、おそらくは話がたまたま日本三景の一つと言われた松島の景に及び、去年の印象を辿って描いたものであろう。五大堂を左手近くに見る海岸から遠く外洋を望み、湾内に点在する島々と湾の左右に扼する山々とを眺めている。荒い筆致で、墨調も平板であるが、松島の大観をよく扼え、生気にあふれた高画面を作っている。