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とちぎの文化財

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1969.02.04

【紙本淡彩 湖畔新緑図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:高根沢町
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(しほんたんさいこはんしんりょくず)

●指定年月日

昭和44年2月4日指定

所在地

塩谷郡高根沢町花岡

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

春の光を受け日毎に緑を濃くしつつある湖のほとりの柳と、一人の文人が春の景色を眺めている場面で、南画風に画かれております。
作者の牧野牧陵は、芳賀郡茂木町の五百石二人扶持の武士牧野太左衛門の二男として生まれました。幼い頃から画を好み、喜連川藩の絵師、津村雨林の弟子となりました。牧陵は山水画や花鳥画のほかに人物画(特に農民)をよく書きました。
天保の初年に喜連川藩公に召され御用絵師となり、家屋敷を与えられました。
言い伝えによりますと、牧陵は貧乏画家の上に酒好家で商人や農家を廻っては自分の絵と物を交換して歩いたと言われております。