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1966.02.08
【紙本淡彩 菊地愛山自画像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(しほんたんさいきくちあいざんじがぞう)
●指定年月日
昭和41年2月8日指定
●所在地
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
延命院
●文化財概要
右手に絵筆を案じ、画面に目を落としている翁の半身像である。黒の羽織を着用、白い紐をやや胸高に結んでいる。髪は己になく、額のシワは深く刻まれ、眉も長く伸びて白くなり、眼窩も目立ち、結ばれた口元からは歯も己にないことが知らされる。鼻高く、耳豊かに、目やさしく、その温容は「謹慎、静黙」と香園が寿碑に記している通りに思われる。狩野派の描線であるが、いやみはない。「米翁画之」とある。九八歳の自画像である。