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1973.01.30
【紺紙金泥大般若波羅密多経】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:大田原市
- 区分:有形文化財(書跡)
- 種類:指定
(こんしきんでいだいはんにゃはらみったきょう)
●指定年月日
昭和48年1月30日指定
●所在地
大田原市佐良土
●アクセス方法
西那須野駅から大田原市営バス湯津上方面行き「佐良土」下車。徒歩5分。
●公開状況
●所有者又は管理者
法輪寺
●文化財概要
縦26.0㎝ 全長938.0㎝。平安時代の作。
料紙は紺紙を用い、銀の界線をひいて、金字で一行一六ないし一七字をあて、五一二行、約八五〇〇字からなる経文を書写してある。
経文は、「大般若波羅密多経第二」からはじまり、楷書体による能筆で記されている。表紙は紺紙に蓮花文様を金銀泥で描き、表紙の見返しも同じく金銀泥で釈迦説法図を描いている。紺紙金字の写経の形式、表紙見返しの図様などは、平泉中尊寺の供養経として知られる基衡願経(中尊寺々伝による)といわれるものの一巻であろう。