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1950.08.29
【紺紙金泥阿弥陀経 桜町天皇宸翰】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(書跡)
- 種類:指定
(こんしきんでいあみだきょう さくらまちてんのうしんかん)
●指定年月日
昭和25年8月29日指定
●所在地
日光市山内
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
輪王寺
●文化財概要
縦27.1センチ 全長265.0センチ
寛保3年(1743)4月、先帝中御門天皇の七回忌に当たり、追善供養のために桜町天皇が書写されたことが奥書にある1巻である。表紙に金銀泥をもって宝相華模様を、見返しには雲花形(金泥)を描いて時代相応に落付いた装飾経となっている。
奥書には
「今茲丁先帝七回御忌、先帝嘗親書阿弥陀経之標識、今朕新書本経、以祈冥福云、寛保三年四月十 一日 大日本天子昭仁謹書」
とある。ちなみに本経の日光山にあるのは、日光山59世門跡公遵法親王が、桜町天皇の皇弟であるによるものといわれ、もと寂光常念仏堂におかれて、追善に資せられたものである。