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1983.07.19
【絹本著色 大内春秋之図】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(けんぽんちゃくしょくおおうちしゅんじゅうのず)
●指定年月日
昭和58年7月19日指定
●所在地
宇都宮市睦町
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
栃木県
●文化財概要
縦109センチ、横49センチ、高隆古は、大橋淡雅の勧めを受けて高久靄崖逝き後の高久家を継いだということで南画系の画人としてイメージが強いが、その本領は浮田一恵(田中納言の弟子)に学んだ新解釈の大和絵である。「富士牧狩図屏風」「源氏物語明石図」は、その復古大和絵はの俊英としての気概を示す名作となっているが、内裏の春愁二季の情趣を、極彩砂子散らしの大和絵技法で品よくまとめた本図も同様である。異時同図の構成で、画面上部に大内山を配し、観桜図、観楓図の体をとったものとなっている。