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とちぎの文化財

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1973.01.30

【絹本著色 封候図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:鹿沼市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(けんぽんちゃくしょくほうこうず)

●指定年月日

昭和48年1月30日指定

所在地

鹿沼市北半田

アクセス方法

東武金崎駅から粟野町営バス粟野町役場経由上永野大畑行きで約10分医王寺下車

公開状況  

 
県立博物館寄託中

所有者又は管理者

医王寺

●文化財概要

絹本着色封候図(医王寺)は、画幅縦126㎝・横132㎝という大幅である。沈詮(沈南蘋)乾隆癸亥(1743)の作で、沈詮は、享保年間に我国に南画を伝えた先師の一人である。この画は3匹の猿候が、蜂の巣に手を出したばかりに、その逆襲にあっている図である。樹木草花・岩などの表現には南画の描線と皴が用いられている。重厚な落ち着きのある図柄である。封候とは、蜂(はち)猿(さる)蝠(こうもり)鹿(しか)の4種の動物は、さいわいを得るという意味で描かれるもので「封候福禄」という。この画は蜂(ほう)猴(こう)なので「封候図」といわれている。