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1962.12.04
【絹本著色 芳賀禅可入道高名像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:真岡市
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(はかぜんかにゅうどうたかなぞう)
●指定年月日
昭和37年12月4日指定
●所在地
真岡市田町
●アクセス方法
真岡鉄道真岡駅下車徒歩10分
●公開状況
非公開
●所有者又は管理者
海潮寺
●文化財概要
大きさ(縦61.5m 横34.5m)
描線に大和絵の丸みはなく、漢画の筆力も見られないので、狩野派の画風を取り入れた大和絵画家の作品と見られている。
目・鼻・ひげ、豪壮な風貌など、極めて個性的な表現であって、肖像画の秀作である。
薩た山の戦いにあって勇名をあげ、その事績は太平記(巻第6・第7・第30)に記されている。
功によって越後の守護にあげられ、同国栃尾にあったが、事あって貞治2年(1363)、武蔵国苦林野に足利基氏と戦い失脚した経緯は太平記巻第39に詳しい。
この画像は、高名晩年の姿を描いたものである。