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1969.02.04
【絹本著色 西園雅集図】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:高根沢町
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(けんぽんちゃくしょくせいえんがしゅうず)
●指定年月日
昭和44年2月4日指定
●所在地
塩谷郡高根沢町花岡
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
江戸末期の南画家、谷文晁の作です。西園雅集とは中国の宋の時代、円通大師が当時の文化人達を西園に集めて、文を作ったり、詩を作り絵を画いたり、書を書いたりして、一日を楽しく過ごしたと伝えられている様子を画いたものであります。
谷文晁は最初、文朝又は師陵のちに文晁と号しました。通称、文伍・文五郎・直右エ門と呼び、写山樓の画室で絵を書き子弟を教養しました。常に酒を好み、天保11年12月14日、78歳の生涯を閉じるまで酒を絶やさなかったと伝えられております。
(参考)
西円雅集は、宗の円通大師が、当時の文人、墨客16人を西園に招待して1日を過ごしたときの様子を画家の李龍眠が描き、文章家、米元章が記述しました。これが西園雅集記で、南画家達が一生に一度は描く程になったものであります。