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1973.01.12
【絹本著色 阿弥陀来迎図】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(絵画)
- 種類:指定
(けんぽんちゃくしょくあみだらいごうず)
●指定年月日
昭和48年1月12日指定
●所在地
宇都宮市桜4丁目
●アクセス方法
●公開状況
公開
●所有者又は管理者
栃木県立美術館
●文化財概要
荒井寛方作。
三幅対仕立ての来迎図というのは異色である。中幅は阿弥陀如来、通肩の薄物をすかして肉身は褐色に表現されている。蓮弁は白緑にて塗られ、中央に宝相華文を紅をもって描き華麗な雰囲気を発散せしめている。
左幅-長鼓を打つ美しい菩薩を中心としてその直前に半裸の観音・側に勢至の顔のみを描き、後には花台を捧げた菩薩を先頭にして九人の聖衆を描いている。
右幅-立って琵琶をふく菩薩を先頭に6人の奏楽者を描いている。天界から地上に降り立っている聖衆の動体が念入りに表現されている。
(「とちぎの文化財」栃木県文化協会箸)