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とちぎの文化財

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1973.11.27

【絹本著色 鮎図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:益子町
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(けんぽんちゃくしょくあゆず)

●指定年月日

昭和48年11月27日指定

所在地

芳賀郡益子町長堤

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

小泉斐は、明和7年(1770)益子村鹿島神社神官木村市正の次男に生まれ那須郡両郷村(黒羽町)の小泉家の養子となり、祠宮を継いだ。若い頃京都に往来し島崎空圃に画を学び鮎の絵を最も得意とする。斐の描いた鮎を水戸徳川公が称讚されたと伝えられ、後に谷文晁の門下となり、有名な鮎の画家として天下に認められた。本図は27匹の鮎が左右に泳いで青みを帯びた背の色、胸部などの黄色の輝きも美しい。これだけの群を描いたものはほかにあまりない。