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1976.08.27
【胡蝶双鳥鏡】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(こちょうそうちょうきょう)
●指定年月日
昭和51年8月27日指定
●所在地
日光市山内
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
二荒山神社
●文化財概要
青銅製 南北朝時代 径20.1センチ
鋳造の円鏡で、表に針書で「奉施入 新宮権現御宝前 嘉慶元年丁卯十二月日 月南坊昌久」の銘がある。
背面は内外二区につくり、この両区全面に27匹の胡蝶を散らしている。内区は円鈕を中心に上下・左右に二対の胡蝶を配し、その外側に11匹の、上方に双鳥をあらわしているが、鳥は右に向って飛翔しながら先の鳥はうしろを振り向いて双鳥呼応するかに見える。外区には、姿態を異にしたもの二匹を一組とし、六組を周囲に散らしている。
文様も優美であるが、嘉慶元年(1387)と北朝の年号を記していることにも史料的価値がある。