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1983.06.06
【舞楽所用具】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(ぶがくしょようぐ)
●指定年月日
昭和58年6月6日指定
●所在地
日光市山内
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
輪王寺
●文化財概要
寛永十三年四月、日光山東照社において徳川家康(元和二年=1616没)の第二十一回神忌が盛大にとりおこなわれ、この時初めて舞楽が奉納された。現在、輪王寺に伝わる舞楽所用具はこれに際して調製されたものである。装束を中心に面や道具など総点数834点の多数にのぼり、装束に見られる刺繍等は技法、配色等に桃山時代の余風を伝え、その他蒔絵・螺鈿・彫金にも江戸時代初期の特色が窺われる。
散逸・損傷の少ない状態で一括して伝存し、舞楽の伝統を知る上で価値高く、また江戸時代における基準的な染織資料としても貴重である。