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1958.06.28
【茶臼山古墳】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:壬生町
- 区分:記念物(史跡)
- 種類:指定
(ちゃうすやまこふん)
●指定年月日
昭和33年6月28日指定
●所在地
●アクセス方法
東武宇都宮「国谷駅」から車で約15分
●公開状況
見学可
●所有者又は管理者
壬生町
●文化財概要
茶臼山古墳は、谷を挟み東側に位置する富士山古墳とともに、丘陵の先端部に造られた古墳です。
丘は二段に築かれており、墳丘第一段平坦面が幅広くつくられているのが特徴です。墳丘の大きさは、墳丘第一段の全長が91mあり、第一段上にのる墳丘第二段は全長66m、高さが約6mあります。墳丘の周囲には盾形に堀(周溝)と土塁(周提)がめぐり、保存の良い状態で残っています。堀は幅が約20mあり、深さは最も深いところで約6mあります。堀の外側をめぐる土塁は、幅が約5m・高さ約1~3mほどあります。土塁を含めた古墳の総全長は140mに達します。
茶臼山古墳は、明治28年に発掘調査が行なわれており、家形埴輪や人物埴輪が出土しています。
現在、茶臼山古墳は多くの木々におおわれていますが、古墳がつくられた当時は墳丘や堀の斜面は石でおおわれていました。そして、石でおおわれた墳丘や土塁上には巨大な埴輪群が古墳を守るようにたてられていました。