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1975.08.01
【行道山浄因寺境内】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:足利市
- 区分:記念物(名勝)
- 種類:指定
(ぎょうどうさんじょういんじけいだい)
●指定年月日
昭和50年8月1日指定
●所在地
●アクセス方法
JR足利駅から車で約30分
●公開状況
公開
●所有者又は管理者
浄因寺
●文化財概要
行道山は足利の北部山地の中に聳えたつ山塊の北端にあり、山中の断崖絶壁の下には浄因寺が建つ。浄因寺はそもそも和銅6年(713)僧行基によって創められたという古刹で、巌頭には行基分身入定の霊地がある。かの葛飾北斎も版画をおこした奇岩上の清心亭や、大岸壁と浄因寺の景は、まさに偉観であり、閑寂の世界である。巌は硅岩で海底から隆起した岩石の硬い部分が残ったものという。狭い谷間の参道の両側は杉、檜が茂り、山寺とよく調和している。