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とちぎの文化財

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1950.08.29

【西明寺三重塔】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:益子町
  • 区分:有形文化財(建造物)
  • 種類:指定

(さいみょうじさんじゅうのとう)

●指定年月日

昭和25年8月29日指定

所在地

芳賀郡益子町益子

アクセス方法

真岡鉄道益子駅下車3.7km(タクシー・レンタサイクルあり)

公開状況  

 

所有者又は管理者

西明寺

●文化財概要

 高館城主益子家宗の建立で、三層とも柱間が三間、初層・二層は和様、三層は唐様、軒廻りは初層繁垂木、二・三層扇垂木、隅木は初層のみ和様、他は唐様、木割等の手法は優美でそれぞれの建築様式の特徴をよく表している。屋根は軒の出が深く、勾配や反りもきついがバランスのとれた安定したものである。相輪の材質は青銅で九輪の水煙が雲形の連続文様で、伏鉢に「天文七歳二月吉日」の銘がある。この時期の塔で、板屋根のものは我が国唯一であり、関東甲信越四古塔のひとつに数えられる。