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1975.01.28
【輪王寺行者堂】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:指定
(りんのうじぎょうしゃどう)
●指定年月日
昭和50年1月28日指定
●所在地
日光市山内
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
輪王寺
●文化財概要
行者堂は二荒山神社脇の山径を登りつめたところで、女峰・赤薙山への登山口である。往古から修験者の往来があったと推察され、この簡素な切妻造りの素木造りの堂内には役の小角と侍鬼がまつられている。入口には扉はなく、2間の奥に床板を張り、尊像を安置しているが、柱には舟肘木をつけ土台をめぐらし、天井は竿縁天井で壁は横嵌板張りで至極簡単な建造物である。
同型の遺溝は中禅寺の各行場に残っていたが、昔のおもかげを残すのはこの建物のみである。
寺伝によると天正3年(1575)桜本坊宗安再興と伝えられている。