（りんのうじかんのんどう（こうしゃどう））

●指定年月日

昭和50年1月28日指定

●所在地

日光市山内

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

輪王寺

●文化財概要

東照宮社務所の後方滝尾神社の参道口で、開山勝道上人を荼毘にした浄域で仏岩谷と称するところである。五輪の石塔が弟子のもの共3基、堂の裏にあり更にその奥には六部天が半ば地中に埋れて時代の変遷を眺めている。
観音堂は開山堂に隣接して建っているが、児王堂と同形の
ものである、その相違点は身舎内部の床が地長押より又1段高く造られていることである、発見された棟札から正徳3年（1713）の建造で当初は御産の宮と称され甲良豊前の名も銘記されている。貴重な棟札の記録から開山堂の建築年代の考証にも大いに役立つものと察せられる。