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1980.09.19
【金銅 観音立像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:那須烏山市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(こんどうかんのんりつぞう)
●指定年月日
昭和55年9月19日指定
●所在地
那須烏山市横枕
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
金銅観音立像は全身一鋳の銅造りで、薄い鍍金が施されていますが、現在はその大部分が剥落しています。二重の眉、つまみ上げたようなとがった鼻、タガネで花文を刻んだ胸飾、紐状瓔珞の細かい図柄など朝鮮仏像の特色を示しています。制作年代については9世紀の後半と思われます。しかし、肩まで伸びている冠帯や、体の両面を流れる天衣や、腹部から垂れた特異な瓔珞、さらには手の表現の堅苦しさなどは一つには隋代からの踏襲であり、一つには技法に稚拙な点が見られることから、7~8世紀頃の製作とも考えられています。