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1976.01.20
【銅製鰐口】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:鹿沼市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(どうせいわにぐち)
●指定年月日
昭和51年1月20日指定
●所在地
●アクセス方法
東武金崎駅から粟野町営バス粟野町役場経由上永野大畑行きで約10分医王寺下車
●公開状況
公開
公開(要予約)
●所有者又は管理者
医王寺
●文化財概要
銅製鰐口(医王寺)は、面径44.2㎝・中央部の厚さ16cm、複弁6葉の蓮崋紋を鋳出し、その周囲に2条の紐、さらに3条の外円、周縁部に2条の紐を配している。表の外区に「下野国西方医王寺金銅鰐口住持之沙門妙算願主国吉正長二年(1429)中春八白敬白」の刻銘があり、表裏とも4か所に径1cmほどの鋳込み傷がある。目は、両側中央にあり、目の下部から下は口唇2cmの割れ口をなし、目は円筒形、直線的である。室町初期の鰐口として貴重であり、また、西方医王寺の銘も北半田村成立以前のこの地方の郷名を示すもので、史料的価値が高い。