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1959.03.13
【銅造 観音勢至菩薩立像・脇侍】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:茂木町
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(どうづくりかんのんせいしぼさつりつぞう・わきじ)
●指定年月日
昭和34年3月13日指定
●所在地
芳賀郡茂木町茂木
●アクセス方法
真岡鉄道茂木駅・JR茂木駅徒歩5分
●公開状況
要連絡(0285)63-0309安養寺
●所有者又は管理者
安養寺
●文化財概要
形状●像高33.5㎝ 形態●金銅鋳造仏 年代●鎌倉時代 両菩薩は善光寺式三尊仏の脇侍で、ほぼ同型の金銅鋳造仏で、白毫、彫眼、日輪光背を有し、宝冠の各面には華麗な宝相華唐草紋様がある。異なる点は、手相と八角形の宝冠の正面に、それぞれの標識である如来像と水瓶をつけていることである。なお、勢至菩薩には火傷の痕がある。ただ残念ながら、二尊の両肩先が本来の腕前で手を合わせる梵篋印ではなく来迎形の印相に変わっている。恐らく来迎思想の普及に伴って江戸時代にこのような印相に変えてしまったものと思われる。主尊の木彫阿弥陀如来立像は、旧墓時代盗難に会い、その後補完されたものである。安養寺は鎌倉時代の開山で曹洞宗の寺院である。