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1959.03.13
【銅造 鏡延命地蔵菩薩半跏像 附眷属矜羯羅、制迦童子】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:佐野市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(どうぞうじぞうぼさつはんかぞう)
●指定年月日
昭和34年3月13日指定
●所在地
●アクセス方法
JR両毛線佐野駅車20分東武佐野線佐野市駅徒歩10分東北自動車道佐野インター車20分
●公開状況
事前連絡が必要
●所有者又は管理者
普門院
●文化財概要
この像は、鉄製の岩座の上の、銅製の八葉蓮華座に、左手に宝珠、右手に錫杖を持ち、左足を踏み下げた銅造地蔵菩薩半跏像である。地蔵尊像の柔和な、やすらぎと温もりのある姿は、子どもの守り本尊として、また、六道輪廻をさまよう死者の苦しみを救い、人の心の迷いや悩みごとを解決してくれる鏡延命地蔵としての信仰を集めている。背面に「不可思議の神力 慈悲 智恵 弁才の地蔵尊を造る 和讃寂応」と陰刻銘がある。寂応は普門院住職で寛政4年(1751)に示寂している。鋳造作者は不明であるが、江戸時代中期における天明鋳工の傑作の一つと言い得る。