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とちぎの文化財

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2009.07.10

【銅造釈迦如来坐像 康知作 附 銅造天蓋】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:日光市
  • 区分:有形文化財(彫刻)
  • 種類:指定

(どうぞうしゃかにょらいざぞう こうちさく つけたり どうぞうてんがい)

●指定年月日

平成21年7月10日指定

所在地

日光市山内

アクセス方法

 

公開状況  

非公開

所有者又は管理者

輪王寺

●文化財概要

 黄銅製、玉眼。徳川三代将軍家光の霊廟である大猷院に安置される。
 本体、台座、光背は全て鋳造による精作で、近世の鋳造仏の中では傑出した出来栄えを示す。記録によると、鋳型は木像で、慶安5年(1652)、大仏師康知によって造立されたことが知られる。承応2年(1653)の家光三周忌に際し、鋳造されて安置された。

 ※「鋳型は木像」:鋳造に際しては最初に鋳型として像をつくるが、それが木造の仏像(木像)であったということ。なお、鋳型である木像は仏像完成の際に破棄されるのが通常であるが、稀に木像が残っているものもある。県内では、さくら市の木造不動明王坐像が代表例としてあげられる。