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1998.01.16
【鑁阿寺のイチョウ】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:足利市
- 区分:記念物(天然記念物)
- 種類:指定
(ばんなじのいちょう)
●指定年月日
平成10年1月16日指定
●所在地
●アクセス方法
JR足利駅から徒歩約15分
●公開状況
公開
●所有者又は管理者
鑁阿寺
●文化財概要
本堂に向かって左前方にあり、樹高31.8m、目通り周囲8.3mの大木で、地上3mのところから2本に別れている。どちらも数本に分岐し、地上15m付近で殆どの枝が切られたようになくなっており、その部分から2~3本の枝が伸びて、壮大な樹形を形づくっている。根元の2本に別れている部分は、本来2本の木が合体したようにも見られるが、明確に確認できない。地上15m付近の切り跡には、幾分枯れかかっている部分も見られるが、全体の樹勢は非常に良い。根の部分は露出している部分も多く見られるが、周囲に石柱を細かく立てて、参拝者による踏み固めを防いでいる。鑁阿寺は鎌倉時代に足利義兼が建立した寺で、本堂をはじめ多くの指定建造物があり、境内には沢山の樹木が植えられているが、この樹は最大のもので、幹の太さ全体の大きさから、樹齢は550年前後と推定される。