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1984.09.07
【関谷の城鍬舞】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:那須塩原市
- 区分:無形民俗文化財
- 種類:指定
(せきやのしろくわまい)
●指定年月日
昭和59年9月7日指定
●所在地
●アクセス方法
JRバス「関谷宿」バス停
●公開状況
公開
4月に愛宕神社例祭で奉納
●所有者又は管理者
関谷城鍬舞保存会
●文化財概要
県指定無形民俗文化財
平鍬をたたいて踊る田植踊りの系統の芸能で、城鍬舞とか平鍬踊りと呼ばれる民族芸能は栃木県北部と福島県南部にいくつか現存しています。
関谷の城鍬舞は、地元に残る口碑伝承によると、慶長5年(1600)関ケ原の戦いの際に、大田原城主は家康の命令を受け、領内の農民を総動員して城の改修を行い防備を固めました。この完成祝に領主が場内で慰労の宴を催したときに、領内六カ村の農民が即興的に平鍬を持って踊ったものがはじまりといわれています。
演者は、笛4名、太鼓打ち2名、鍬たたき12名、旗持ち2名の計20名で、曲目は、明神・東天・下座・トードノ舞・和楽・鎮め・九練・街道下りなどがあります。一時中断していましたが、昭和57年に復活し、今は4月に行われる地元の鎮守愛宕神社例祭に奉納されています。