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1957.08.30
【馬頭院の枝垂栗】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:那珂川町
- 区分:記念物(天然記念物)
- 種類:指定
(ばとういんのしだれぐり)
●指定年月日
昭和32年8月30日指定
●所在地
●アクセス方法
自家用車・国道293号馬頭町市街地を黒羽方面へ100m。バス・JR烏山線烏山駅からバス40分馬頭院前下車徒歩5分・東野バス宇都宮駅入口から2時間南町下車徒歩5分
●公開状況
公開
常時公開
●所有者又は管理者
馬頭院
●文化財概要
クリはブナ科の落葉高木で、北海道の石狩を北限とし、日本の平地から山地に自生する。本県では、日光湯元(海抜1,500m)が高さの限界である。昔はケヤキと共に良材とされていたが、現在はほとんど種子を食用とするために植えられている。この木は枝が洋傘状に垂れたもので、境内のガケの所にうえられおり、樹幹は屈折し、やや西に傾いていて、盆栽のような姿である。約15日の間をおいて3回開花するので三度栗ともいわれている。いい伝えによれば元禄5年(1692)5月のころ藩主水戸光圀が当地方巡視の際に、馬頭院に参詣し、その記念に常陸国(茨城県)多賀から珍しき枝垂栗を移植したものであるという。推定樹齢300年樹高9m目通周囲2.8m枝張り面積85.㎡