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1975.08.01
【黄石公張良図鐔 銘 光山領樵夫致道作】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(おうせきこうちょうりょうずつば)
●指定年月日
昭和50年8月1日指定
●所在地
日光市今市
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
縦8.5cm 横8.0cm 重量180g
金銀赤胴象嵌 四分一地
銘 光嶺樵夫到道作 時代 江戸
大形の鐔で、四分一の地、丸形鋤き残し、角耳小肉、地に橋・波・乗馬の黄石公・龍に乗った張良等を浮き彫りにし、金銀赤胴等の象嵌を施した致道壮年の作で傑作した出来栄えである。銘ぶりもいつもの楷書銘と異り草書銘であるのも珍しく、構図も自分の得意の龍・馬等をとり入れ、創意工夫しているのが目立っている。
構図は中国の故事高祖劉邦の参謀として有名な張良が青年期に済北殻城山の麓の黄石公より大公望の兵法書を興えられる物語の一節である。
(「栃木県の文化財」栃木県文化協会箸)