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1971.05.14
【岡本家家伝薬関係 遺品一式】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形民俗文化財
- 種類:指定
(おかもとけかでんやくかんけいいひんいっしき)
●指定年月日
昭和46年5月14日指定
●所在地
宇都宮市下岡本町
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
岡本家の言い伝えによると、享保年間(1716~1735)に延寿救命丸を主軸とする家伝薬を次々に製造していました。最盛期の文化・文政期(1804~1829)には救命丸・退邪散・理中丸・全治膏など薬種20種類に及び、販路も広く下野(栃木県)全域から常陸(茨城県)へ伸びていたと言われています。この家伝薬の製造は、第2次世界対戦を契機に廃業されましたが、これら122点に及ぶ資料は、かつての本県の民間医療史研究のための貴重な資料となっています。
・昭和46年5月14日指定(108点):看板2点(延寿救命丸・免許売薬営業)、朱印9点(唐直伝・本家・その他)薬用袋5点(五神丸・退邪散・理中丸・その他)家伝薬効能紙 5点(順気湯・一角丸・その他)家伝薬版木24点(万金丹・延寿救命丸効能書・その他)、ヤゲン1点、乳ばち1点 家伝薬関係書籍・古文書54点(御薬調合調・万病回春・新増家伝預薬集・その他) 薬用さじ1点、薬こねうす1点、薬用棒計り1点、水さし3点、水入れやかん1点
・昭和54年8月28日追加指定(14点):家伝薬広告版木12点(延寿救命丸・五紙丸商標・その他)、家伝薬関係書籍2点(医方集解・医療衆方規矩)